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江戸時代を代表する俳人である松尾芭蕉は、実は須磨にゆかりのある人物。須磨を数回訪問し、この地で多くの俳句を残しています。それを記念し、須磨区の現光寺、須磨浦公園、須磨寺、禅昌寺の計4スポットには句碑が建てられています。ちなみに、芭蕉が須磨を初めて訪れたのは1678年のこと。源氏物語の主人公である光源氏が眺めた須磨の名月を見るためといわれています。しかし、光源氏が月を見たとされる季節は秋だったのに対し、芭蕉が訪れたのは春。その無念さを詠んだ「見渡せば ながむれば見れば 須磨の秋」 (見わたしても、眺めても、見ても、見れば見るほどすばらしい須磨の秋だという)との一句は、三段切れの名句と称されています。
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江戸時代を代表する俳人である松尾芭蕉は、実は須磨にゆかりのある人物。須磨を数回訪問し、この地で多くの俳句を残しています。それを記念し、須磨区の現光寺、須磨浦公園、須磨寺、禅昌寺の計4スポットには句碑が建てられています。ちなみに、芭蕉が須磨を初めて訪れたのは1678年のこと。源氏物語の主人公である光源氏が眺めた須磨の名月を見るためといわれています。しかし、光源氏が月を見たとされる季節は秋だったのに対し、芭蕉が訪れたのは春。その無念さを詠んだ「見渡せば ながむれば見れば 須磨の秋」 (見わたしても、眺めても、見ても、見れば見るほどすばらしい須磨の秋だという)との一句は、三段切れの名句と称されています。
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